地形と海路から解き明かす! あなたの知らない古代史(タツミムック)
地形と海路から見えてくる、まったく新しい"古代日本"の姿とは? 本書は、地形や地理、さらには海の路から<古代史>の謎を読み解きます。
地形、グラフ、図表、イラストなどを豊富に使用して解説。
【主な内容】
《原始》
・海水面の上昇により大型動物と人類が渡来
・温暖化で安定した旧石器時代の人々の暮らし
・定住化した縄文時代には遠隔地貿易が始まっていた
・縄文時代の大集落三内丸山遺跡の発展の背景
ほか
《古墳》
・巨大墳丘墓にみられる地域交流の痕跡
・ヤマト王権はなぜ三輪山麓で発生したのか
・古墳が語るヤマト王権の関東への勢力拡大
・古代葛城氏の強大さを示す飛鳥と紀水門をつなぐ道
ほか
《飛鳥》
・物部氏と蘇我氏の対立 朝廷を二分した仏教の伝来
・神功皇后や中大兄皇子が突き進んだ戦いの航路
・唐帝国の侵攻経路を予測し築かれた防衛拠点
ほか
《奈良》
・長安城の宮城に近づいた平城京建設の背景
・聖武天皇の行幸の背景と水運・防衛に長けた新都造成
・蝦夷討伐と柵の建設で東北支配を進めた朝廷
ほか
《平安》
・四神相応の理想の都 平安京の地形をさぐる
・反乱を起こした平将門は騎馬ではなく船で進軍した
・大陸の政情不安で拡大した日朝の海賊による掠奪被害
ほか